脳のエネルギー源
脳は大食らいで、その上、偏食なのである。
脳は、体重の2%程度の重さなのだが、なんとからだ全体の20%近くものエネルギーを消費している。
体重の約半分を占める筋肉と同じくらいのエネルギーを使っている大食漢なのである(成人男子で1日約500キロカロリー)。
しかも、脳はほとんどブドウ糖しか消費しない。
からだのほかの部分のほとんどはタンパク質、脂肪、糖質の3大栄養素をエネルギー源としているのだが、脳は、糖質のブドウ糖だけしか食べないのだ。
脳のほかにも、血液の成分の一つである赤血球などのように、ブドウ糖だけをエネルギー源としているものがあるが、これらはブドウ糖をリサイクルして使う倹約家。
ところが脳だけは、ブドウ糖を使ってしまうと、二酸化炭素と水に変えて、捨ててしまう。
偏食で、しかも無駄遣いなのである。